相手を映し出してしまう
人間関係の中で自分自身は普通にしているだけなのに、なぜかある特定の人から嫌われたり避けられることがあります。
こういう経験を多くしている方は、基本的に相手の鏡となっています。
厄介なのが相手の嫌な部分を勝手に映し出して相手に見せてしまうのです。
だからその人からは嫌われたり、避けられたりするのです。ひどい場合は目の敵に(苦笑)
私も何度もこういった経験があり、そのたびに落ち込んでいました。
ですが、ある時気が付いたのです!
私は相手が自分で嫌っている部分を映し出してしまっていたのです。
例えば、社会人サークルのようなコミュニティで、ある方から目をつけられたことがあります(笑)
私は年齢分け隔てなく人と接します。目上の人に対しても自分の意見もきちんと言います。
そんな私の姿を見て彼女はイラつきました。
もちろん目上の人には敬意を払いますし、年下の方には威圧的にならないように、というような心遣いはしています。
ですが、自分の意見を言うということは特に年齢関係なく誰しもが持つ権利だと思いますし、私自身も自分の意見を言うのは苦手ではありません。
特に日本ではなかなか自分の意見を言う教育や習慣ではないので難しい場合も多いのですが、意見を言い合うことは喧嘩ではありません。
それぞれの意見が違って当たり前ですし、同じ意見の人ももちろんいます。
私はこういう風に人と接しているので、人によっては「生意気」と思われます。
きつくならないように言葉も慎重に選びますし、意見を言ったからといって自分の意見を押し通したいというわけでもありません。
私は純粋にみんなで作り上げているコミュニティなのだから、みんなの意見を出し合い、意見の違いをすり合わせて、気持ちよく過ごしていけるようにしたかっただけなのです。。。
結局、何が言いたいのかといいますと(笑)
本当はその彼女も意見したいし、年齢に関係なく人と接したかったのだと思います。
彼女自身が一番、昭和的な上下関係に囚われていたのだと思います。
このようにして、自分には関係ないというか、本人の問題があって、見たくない問題が人間関係の中で浮上してきたときに、多くの人が相手のせいにしてしまいます。
本当は相手のせいではなく本人の中に問題があります。
ですので、嫌われた時には自分のせいではないと割り切って人間関係を断つことも良いと思います。(仕事場など断てない場合は気持ちの上で切り替えができれば)
逆に、何かあの人ムカつくな、と思う場合は(笑)
なぜ、自分自身がイラついてしまうのか考えてみると良いと思います。
意外な発見があるかもしれません。