香りについて
そもそもアロマセラピーって?と思われる方が多いと思います。
アロマセラピーのメカニズムはしっかり勉強してみないとなかなか知る機会がありません。
私も勉強を始めるまでは単に良い香りでリラックス効果~♪とか植物がもつ殺菌効果でお掃除やウイルス蔓延予防に役立つ位としか認識がありませんでした。
それも半信半疑(笑)
しかし、メカニズムを知り、より一層アロマセラピーや精油(エッセンシャルオイル)に興味を持ちました!
やっぱり知ることって大事だなと実感致しました。メカニズムについては後日書きますね。
本題であります、「香り」ですが、香りを感じるために最も重要な嗅覚は五感の一つです。
当たり前のことなのですが、意外と日々の生活の中で嗅覚って忘れ去られがちなのです(笑)
本当は食事も香りがあるからこそのおいしさなのです。
おいしいものを食べると幸福感が沸くように、自分にとって良い香りをかぐということが幸福感に繋がります。
逆に自分の好みでない香りがする環境は自分で思っている以上にストレスな状態になります。
精油にはたくさんの種類があるので、自分好みのものを見つけていくことが大切です。
苦手な香りだけども効果で選びたい場合は他の精油とブレンドするという方法もございます。
「香り」は五感の一つである嗅覚を刺激するので、脳への働きかけがあります。
これがアロマセラピーに深く関わっています。多くのお医者様や専門家の方が注目している要因でもあります。
香りに関して、興味深く思ったのは、「香り」は経験値であるということです。
その香りをかいだ経験がないと、始めは良い香りだと認識しない場合があります。不快に思ってしまうこともあります。
ですが慣れてくると不快でなくなったり、好きになる場合もあります。
もちろん好みがあるので、不快なままの方もいらっしゃいます。
例えば、私たちが鰹節の香りを「おいしそう~」と捉えられるのは、子どもの頃から食べなれているからなのです。
初めて鰹節を見てにおった外国人はこぞって「すごい魚くさい!!」と大騒ぎします(笑)
逆も多くあり、カマンベールチーズやセロリは日本人の方にはなかなか馴染みがありません。
色んな味を知ることが特に子どもにとって大事なように、多くの自然の香りを経験することも成長する過程で大切ではないかと考えています。
多くのものを味わえることが生きていく上での豊かさに繋がるように、「香り」の幅を広げることで人生の豊かさが増します。
五感の一つである嗅覚を刺激する「香り」を生活に取り入れることで、心地よさや楽しみを増やしていきましょう!
image:Vargazs by pixabay